Tan-ei-sha

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ENGINEERINGエンジニアリング

車両計測

ターゲット車両の足廻りの各種寸法を計測、データ化します。

断面設計&モデリング

3Dモデルによる断面設計を取り入れ軽量化と剛性確保を両立するデザインの構築をします。

解析

強度解析および鍛造解析を実施します。

図面・プログラム作成

各種解析実施後、加工図面への落とし込みと加工プログラムを作製します。

MANUFACTURING製造工程

マテリアル

鍛造ホイールの原材料である、アルミニウム合金およびマグネシウムビレットは、地元サプライヤーにて厳格な品質管理のもと、弊社仕様のビレットとして製造されております。

鍛造

最大加圧能力8000tおよび6000tの油圧プレスによる強大な圧力で素材合金を押し潰し、金属組織を高密度化。TAN-EI-SYAの鍛造製品は、すべてこの油圧プレスによる鍛造工程を基本としています。

裂開・スピニング

鍛造後の素材にローラーをあててリム部を「裂き開き」、スピニングにより必要なリム幅まで圧延します。この工程は技術と時間を要しますが、アルミホイールの強度UPと軽量化の為に欠かせません。

熱処理

スピニング後、適切な温度と時間管理の元、熱処理を行い素材合金の機械的性質を最大限に引き出します。

切削加工(旋盤)

ホイールのデザイン面は、主に大型NC旋盤とマシニングセンタによる切削加工で成形します。先にNC旋盤でおおまかなホイール形状に加工します。

切削加工(マシニングセンタ)

マシニングセンタによりデザインの細部まで加工します。これにより多種多様なデザインに対応できます。一本一本に時間をかけて丁寧に加工することでホイールにとって非常に重要な高い寸法精度を確保しています。

仕上げ加工

マシニングセンタによる切削後は鋭利な部分が残りますが、危険性回避と塗装の仕上がり向上の為、これを熟練職人による手仕上げで丁寧に均します。

塗装

加工後のホイールを洗浄、皮膜処理し、塗装を行います。基本の丸塗り塗装では下地粉体、カラー、クリアコートの3コート、3ベイクを施工します。

その他表面処理

丸塗り塗装の他に、アルマイト、ブラッシュド、ダイヤモンドカットやそれらの組み合わせ、および塗装との組み合わせ等も施工可能です。

組み立て

弊社の代表する商品でもあるフル鍛造のボルト締め2ピースホイールは熟練スタッフの手で厳密なトルク管理のもと組み立てられます。

出荷前検査・梱包

すべてのホイールは出荷前に受注情報・製造ログによる確認ならびに目視による外観検査を経て梱包されます。

QUALITY & TEST品質・強度試験

品質寸法測定

各加工工程ごとに重要な寸法を測定・記録します。

品質外観検査

製品出荷前の外観検査では、照度管理された照明のもと人の目で入念な最終検査を実施します。

強度試験回転曲げ疲労試験

コーナリングの際の横方向の負荷を想定した疲労試験です。

強度試験半径方向負荷耐久試験

自動車の走行中、ホイールリム部に対して垂直方向に繰り返しかかる負荷を想定した耐久試験です。

強度試験衝撃試験

縁石などにぶつけた際を想定し、ホイールデザイン部及び接合部の強度の確認を目的とした試験です。

強度試験90°衝撃+半径方向
負荷耐久試験
13°衝撃+半径方向
負荷耐久試験

重要保安部品としての一層の安全マージンを確保するため、2つの独自試験を追加実施。

TAN-EI-SYAのファクトリーは、
多品種・小ロット生産のご要望にも
柔軟に対応致します。
詳細事例や既存金型での対応可否の確認等、お気軽にお問い合わせください。